秋田大学理工学部 通信教育講座とは
簡単に言うと、大人の通信教育です。
ユーキャンなどの通信教育と同じで、テキストが送られてきて、テキストに沿って自分で勉強します。(オンライン講義を視聴するわけではありません。)
また、大学の試験と同じように、レポートを提出します。レポートの出来によって、成績が決まり、単位(A,B,C)が取得できます。
もちろんD判定(不可)になることもあります。D判定の場合、再度レポートを提出することができます。(合格になるまで提出できるので、この点、大学よりも慈悲がありますね。)
3年以内に、10単位以上を取得すると、修了となります。
ただし、大学卒業資格の得られる大学通信教育ではなく、社会通信教育に属します。
受講しようと思ったきっかけ
私は文系なのですが、仕事の関係で、理系の知識が必要になりまして。。
夜間大学に通うか、学士編入するか、とかも考えていたところ、秋田大学理工学部 通信教育講座というものを見つけました。
安さとレアさに魅かれて、始めてみました(^^;)
お値段3万円ちょっと!
レア度★★★★★(修了率20%ですから)
受講内容
私は、「電気・電子基礎コース」を受講しました。大学1~2年生レベルくらいです。
「電気・電子基礎コース」で学習できる科目は以下8科目です。
→数学、物理学、電気磁気学、電気回路学、電気計測工学、電子物性デバイス工学、電子回路学、電子計測工学
基本的には、送られてくる秋田大学のテキストに沿って学習します。
しかし、テキストだけでは理解できないと思いますので、自分で参考書を別に購入したり、ネットで検索したりしながら学習することになると思います。
(ちょっとテキストが古くて、分かりにくいです。誤字脱字も多いです。この点、改善を求めます。。)
修了した暁には
立派な修了証書と記念品(砂漠のバラ)がもらえます。
学士の学位記よりも、やったー!感がありました。
ちなみに大学卒業時の記念品には、印鑑をもらいましたが、結婚して姓が変わったので使えなくなりました。。もったいない。。
振り返り
よかった点
当初は、お試し感覚で、修了しなくてもいいや、と思っていましたが、途中から修了を目指すようになりました。
やはり、A判定をもらえると嬉しくて、次もA判定をもらうぞ!とやる気が出てきます。
また、新しい知識を得るのが純粋に楽しいと思うようになりました。
秋田大学の通信教育講座の修了率は20%程度と低めです。
その中で、修了できたのは、少なからず自信になりました。
また、仕事でも、「あ!これ見たことあるやつ!」って感じで、記憶の片隅に知識が蓄積しているようで、役に立つこともありました。
反省点
一応修了はしましたが、10単位取得での修了でした。
1科目2単位なので、5科目のみ単位がもらえたということです。残りの3科目も学習して、フル単位を取得すればよかったなと後悔しています。
「電気・電子基礎コース」の応用コースとして、「電気系専門コース」「電子系専門コース」があります。
ゆくゆくは、これらの講座を受講して、リベンジしたいと思っています。
おすすめ度★★★★★
3年間もあるので、自分のペースで、無理なく学習することができます。
あと、なんといっても大学生気分が味わえます!
大人になってからの勉強って、なんと楽しいことよ!
大人の通信教育、いかがでしょうか?