受けようと思ったきっかけ
子育てを始めたわけですが、(主にネットで)情報収集しながら手探りの毎日です。
赤ちゃんって、どうやって発達していくのかな?
どうやって遊んだら、赤ちゃんが喜んでくれるのかな?
離乳食のメニューってどんなバランスにすればよいのかな?
とかとか。
私、乳幼児の生態をよく知らないなぁ~。
ちゃんと体系的に保育について勉強してみようかな?
育休中で時間もあるし、どうせ勉強するなら、ついでに資格もゲットしよう!ってことで、保育士試験を受けることに決めました。
準備期間
6月、参考書と問題集を購入しました。
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これらの参考書を選んだ理由は、単純に、「売上No.1」って書いてたから。。
受験生の多くが使っているなら、一番無難じゃろ、と思って。
テキストをパラパラめくり、なんとな~く1周したところで、
7月、受験を申し込みました。
ほら、1周目って、新鮮だし楽しいじゃん?
表面をなぞっただけだから、あんまり理解できてないじゃん?
理解が浅いと、なんかイケるんじゃない?って謎に強気になるじゃん?
2周目で、覚えながら読もうとして、
あれ?覚えられんぞ?むずくない?って気づくが、時すでに遅し。申し込んだからには、もうやるしかないのです。
そんなこんなで、
中だるみしながら、
なんでこんなに人の名前を覚えなきゃいけないんだよ!名前はただの記号だろ?覚えたところで赤ちゃんが喜ぶわけじゃないだろ?と悪態をつきながら、
福祉系の科目、興味ない。。だって、私が知りたい乳幼児の生態とは関係ないもん。。受験するのやめようかな、でももう受験料払っちゃったしなぁ。。と弱気になりながら、
ぼちぼち勉強してました。
試験1週間前に、令和5年前期の試験問題を解いてみる。
9科目中2科目、合格基準(得点率6割以上)に届かず、ちょっと焦る。
最後の1週間、ひたすら暗記暗記。(育児に役立てよう!っていう当初の目的は忘れて、単純暗記に徹した。)
筆記試験1日目
会場は、愛知教育大学でした。
まさかの、バスでしか行けないところ!
勝手に、試験会場は交通の便の良いところになるものだと思い込んでいたので、ちょっと面食らう。
バスは遅れるっていうイメージがあって、1科目目に間に合うか不安でしたが、時間通りに着きました。
講義室に入ってまたまた面食らう。
長机に3人掛け、1人当たりのスペースが50cmしかない!せ、せまい。せますぎる。
しかも、私、真ん中の席。身動きがとれないよー。
(講義室によっては、1人用の机が置いてあるところもあったので、どの講義室に当たるかは運ですね。。)
まぁ、文句を言ってても仕方がないので、おとなしく受験してきました。
1日目は、4科目。
手ごたえは、、、
1科目目(保育の心理学)と4科目目(社会福祉)、落としたーーー。全然できんかったーーー。
うなだれながら、帰路につきました。
帰りは、お迎えの車が押し寄せて大学付近で大渋滞が起こり、バスが大幅に遅れました。
30分の道のりに、なんと1時間半かかりました。
筆記試験2日目
1日目の不出来を引きずっていましたが、「保育士試験は科目合格があるから、次、落ちた科目だけ受ければよい!ちょっとでも多くの科目を、今回で合格しとこう!」と無理やりやる気を出しました。
2日目は、5科目。
手ごたえは、、、
2科目目(社会的養護)、落としたーーー。全然できんかったーーー。
2日目も、うなだれながら、帰路につきました。
自己採点
ユーキャンの解答速報で自己採点をしました。
試験中よりも自己採点中の方が緊張したわ。。
少なくとも3科目は落としたと思っていたけれど、蓋を開けてみれば、、、
全科目、合格基準を満たしている!?
実力ではなく、完全なるまぐれ!!
解答速報と公式の解答とが異なる場合もあるし、マークミスしている可能性もあるし、絶対大丈夫!っていう点数じゃないけど、
合格の可能性がある以上、実技試験の対策を始めようと思います。
所感
久々に、試験(と自己採点)の緊張感を味わいました。
たまにはいいものですね、たまにはね。
受験生の年齢層も、思っていたよりも高めで、(たぶん)40代以上の方も結構いました。おそらく、みんながみんな、保育士として就職するために受験しているわけじゃないと思うので、純粋に勉強を楽しんでいる人って結構いるんだなぁって、刺激を受けました。
あと、こんなに長時間、娘ちゃんと離れたことがなかったので、寂しかった。。
1日のうち、朝2時間と夜2時間しか、起きてる娘ちゃんに会ってない。。
でも、娘ちゃんが保育園に行き出したら、毎日これくらいしか会う時間がないのよね?えっ、ウソ、短っ!!って気づきました。
そうそう、肝心の、育児に生かせる知識を得られたのか?ってところですが、
知識よりも、心構えが得られたことが収穫だったかなと思います。
(知識それ自体は、たぶんすぐに忘れるので、結局、必要になればその都度ググることになると思う。)
保育所保育指針っていう、保育の方向性を定めた文書を読む機会になったのが、1番よかったかなと思います。これは、困りごとをググってるだけじゃ、たぶん目にすることがなかったと思います。
書いてあることは、あくまで方向性なのでふわっとしてて、実践的なhow toが書いてあるわけではないです。
(ex.遊びを通して感覚の発達が促されるものとなるように工夫する、とか、子どもが様々な活動を楽しむことを通して表現が豊かになるようにする、とか。)
でも、かえって、
「この方法を採らなきゃいけないってものはないんだ!?方向性があっていれば、私と娘ちゃん(+夫)が楽しい方法を選んでいけばいいんだ!」
と、肩の力が抜けた気がします。
保育士試験、受けてみてよかったと思います。
(いや、まだ受かってるか分からんけどね。。)