ゆる小町。

居合道の稽古日誌を、とてもゆる~く書いています。ノウハウ集ではなく、個人の感想です。あしからず。

【稽古日誌】受け流すのは刀だけじゃない

今週のお題「やる気が出ない」

 

仕事でうまくいかず、ちょっと病んでいた頃があるのですが、

そんな時、先生からいただいた言葉です。 

 

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先生

君は何のために居合をやってきたのか??

 

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先生

3本目「受け流し」ってあるでしょ?

 

三本目「受け流し」の要義

左横にすわっていた敵が、突然、立って切り下ろしてくるのを鎬で受け流し、さらに袈裟に切り下ろして勝つ。

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先生
なんで受け流すか分かる?

受け止めたら、刀が折れちゃうでしょ?

 

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先生

君はなんでも真剣に受け取ってしまう傾向があるから、

ちゃんと受け流しなさい。

 

受け流そう~って意識してみたら、「まぁ、いっか~♪」って思えることが増えてきて、仕事や人間関係に対して気負うことが少なくなったように思います~。

まぁ、仕事が適当になった、人間関係を諦めた、とも言うかもしれませんが。。

完璧にはできてないけど、今の私の能力だとここまでしかできない!まぁ、いっか~♪

うまくコミュニケーションをとれなかったけど、一生付き合う人ではないし、まぁ、いっか~♪

みたいな。

 

ここで、 

居合道(剣道)は、剣の理法の修錬による人間形成の道である。

という理念があります。

 

「人間形成の道である」って、

コツコツと稽古することで、コツコツと努力できる人間になれる、とか、

礼儀を学ぶことで、礼儀正しい人間になれる、とかいったように、

漠然とした精神論だと思っていて、あまり重要視していなかったんです、実は。。

 

「受け流す」も精神論に変わりはないかもしれないけど、思っていたよりも具体的な教えが、居合道の稽古の中に隠されているのかもしれない!?

と、今更気づきました。。

 

じっくり教本(居合道の要義とか動作とかが書かれている教科書的な本)を読み直してみようかしら。

 

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