呼吸について、試行錯誤中です。
もしかしたら、『IAP呼吸法』(腹圧呼吸)が、求めていた呼吸法なのか!?
腹式呼吸
簡単に言うと、吸気のときにお腹が膨らみ、呼気のときにお腹がへこむように呼吸します。
IAP呼吸法(腹圧呼吸)
IAP呼吸法とは、息を吸うときも吐くときも、お腹の中の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸法で、お腹周りを固くしたまま息を吐ききるのが特徴です。
「IAP」とはIntra Abdominal Pressureの略で、日本語に訳すと「腹腔(ふくこう)内圧(腹圧)」です。
つまり、呼気のときにも吸気のときにもお腹が膨らんだままで、へこみません。
私が今までやっていた呼吸
丹田(ヘソの下あたり)や腹筋には力をいれたまま、腹式呼吸をしていました。
お腹の力を抜くわけではありませんが、呼気のときには、お腹がへこみます。
先生からのアドバイス
お腹に空気を吸い込んだら、お腹周りを固くして、そのままその状態を維持するといい、とアドバイスをいただきました。
つまり、呼気のときにもお腹はへこみません。
先生が言わんとすることは、つまりIAP呼吸法(腹圧呼吸)ってことではないか!?と思い至りました。
イメージとしては、ちょっと恰幅がよくなった状態を維持するって感じでしょうか。
腹圧呼吸の居合道での効果
※個人の感想です。
効果1つ目:刀の上下動がなくなった
これまで、腹式呼吸のお腹の膨らみ/へこみに合わせて、刀が上下に動いていました。
しかし、腹圧呼吸で腹圧を保っていると、刀も動きません。
効果2つ目:気を張っているように見える
腹式呼吸でお腹をへこませると、傍から見ると、ふっと気が抜けたように見えてしまうようでした。
しかし、腹圧呼吸だと、気を張り続けているように見えるようです。
効果3つ目 :お腹以外に余計な力が入らない
実際、(まだ腹圧呼吸に慣れていないのもありますが)腹式呼吸よりも腹圧呼吸の方が難かしくて、お腹に注意が向いているがします。
お腹に注意が向いていると、肩とか変なところに力が入らなくなります。
効果4つ目:左右にブレずに前進できる
私は内またのせいか、前進するときに、若干、左右交互に半身になる感じになっていました。
お腹を膨らせたまま歩くと、身体が左右にブレず、まっすぐに歩けるようになりました。
効果5つ目:重心が下に
また、腹圧呼吸の方が、全体的に重心を下の方に保てる気がします。
今のところ、いいことづくめなので、このまま、腹圧呼吸で稽古してみようと思います。
呼吸って、ただ、吸って吐けばよいってものじゃないんですね。。呼吸って難しい。